名鉄観光バスが保有する三菱ふそうMS8系エアロバスハイデッカー。
名鉄観光バスが保有するMS8系エアロバスハイデッカーは前身事業者であった名古屋観光日急・名鉄西部観光バス・名鉄東部観光バスの3事業者が新車で購入し、名鉄観光バス発足時に承継されました。当ブログでは以前名古屋観光日急からの承継車を紹介しましたが、名鉄西部観光バス・名鉄東部観光バスの両社からの承継車を2回に分けて紹介します。
50401は2004年導入のMS8系エアロバスハイデッカーで、もとは名鉄東部観光バスが2004年に3台口(豊橋200か131~133)で導入したクルマとなります。
車両仕様は廉価版のSA観光仕様をベースとしており、前面社名表示窓にはエージェント名を表示するため方向幕が組み込まれています。
車内は後部1列回転式シートを装備した11列54人乗りのセミサロン車で、名鉄東部観光バスでは“花火54”と命名されていました。
カラーデザインは名鉄東部観光バスの前身事業者の一社であった岡崎観光自動車の汎用貸切車に採用された“花火”デザインを纏っていましたが、名鉄観光バス発足後に“リボンカラー”へ塗装変更され“リボン54”に改装されています。
50401は名鉄東部観光バス在籍当時は蒲郡営業所に配置されていましたが、名鉄観光バス発足と同時に僚車2台(名鉄観光バス社番:50402・50403)とともに岡崎営業所へ転属し、現在は名鉄観光バスのバスツアー“ドラゴンズパック”の岡崎発着コースや一般貸切で稼働しています。
<掲載車両データ>
車種・型式:三菱ふそうKL-MS86MP
初度登録年式:2004年
社番:50401
配置営業所:岡崎営業所
撮影場所:伊勢神宮内宮前交差点
備考:もと名鉄東部観光バスHA-1(豊橋200か131/蒲郡営業所最終配置)、名鉄観光バス発足時に
岡崎営業所へ転属