こん**は。2004年から2015年にかけて4連7編成が新製された名鉄3代目3300系ですが、2005年に新製された2次車で最後まで旧塗装デザインを堅持していた3304Fが全般検査実施のため2016年4月3日に舞木検査場へ入場しました。そして3304Fの検査入場で3代目3300系2次車の旧塗装デザイン車は消滅となり、3代目3300系の旧塗装デザイン車は3301F・3306Fの2編成を残すのみとなりました。
3代目3300系は本線系の通勤型車両で初のステンレス車体を採用して2004年に1編成4両が新製、翌2005年には当時在籍していた“低床パノラマカー”7500系の完全置き換え用として2次車4編成20両が新製、さらに2015年1月には瀬戸線喜多山駅付近連続立体高架化工事実施に伴う運用増に対応するため3次車4連1編成を新製(ただし、本記事投稿時点では名鉄の車両として編入されていない)して瀬戸線に投入、2015年9月には外装デザインを変更した4次車4連1編成が新製されました。
そして3代目3300系在来車については2015年新製の4次車に準じた外装デザインへ変更することとなり、2015年12月に2次車の3305Fが重要部検査併施で外装デザインの変更を実施、続いて2016年3月初旬に同じ2次車の3303Fが全般検査併施で、2016年4月上旬に同じ2次車の3302Fが重要部検査併施でそれぞれ外装デザインの変更が実施されました。
3代目3300系3次車で最後まで旧塗装デザインを堅持していた3304Fも今回の入場で外装デザインの変更が実施される見込みで、これで3代目3300系の旧塗装デザインは3301Fと3306Fの2編成を残すのみとなりました。