こん**は。時間的にさかのぼる話題となりますがJR東海の子会社:東海交通事業が保有している2代目キハ11形300番代車に外装デザインを変更した車両が2016年6月に登場しました。
東海交通事業が保有する2代目キハ11形300番代車は1993年に新製された2代目キハ11形200番代車の老朽取り換え用としてJR東海から転籍したもので、2015年9月にキハ11-301が、2016年3月にキハ11-302がそれぞれ転籍して城北線で運用しています。
そのうち2016年3月に転籍したキハ11-302が重要部検査実施のため2016年5月24日にJR東海名古屋工場へ入場、重要部検査実施に合わせて外装デザインの変更が実施されました。
新しい外装デザインは2016年3月で廃区分番台となった2代目キハ11形200番代車に準じたものとなり、側面窓まわりがオレンジ色一色塗りとなった一方で側面幕板部と窓下部のオレンジ色の帯が撤去されました。
なお先頭部の塗装デザインは変更ありません。
外装デザインが変更されたキハ11-302は2016年6月15日に東海道線名古屋-岐阜貨物ターミナル間で出場試運転を実施したのち同日夕方から営業運転に復帰しています。
なおキハ11-302の重要部検査入場で予備車がなくなったためJR東海からキハ11-305を借り受け、2016年5月24日夕方から6月15日朝間帯まで城北線で運行されました。
またJR東海在籍時の外装デザインを堅持しているキハ11-301についても次回検査入場時に外装デザインの変更が予定されています。