岐阜バス観光が保有する三菱ふそうエアロエース。
岐阜乗合自動車グループの観光バス事業者:岐阜バス観光では2008年から三菱ふそうエアロエースの導入を進めていますが、2015年に新たな仕様を持つクルマが導入されましたのでここで紹介します。
1711は2015年導入のエアロエースで、岐阜バス観光向けエアロエースとしては2年ぶりの増備車となりましたが、1711は僚車の岐阜200か1710とともにエアロエース貸切車の中でグレードの高い仕様で導入されました。
車両仕様は2014年9月に実施された一部改良モデルの標準仕様をベースとしており左側面最後部のエンジンルーバーが大型化されています。
また冷房装置はデンソー製天井搭載型エンジン直結式を選択、前面社名表示窓にはオレンジ単色のLED式表示装置が組み込まれています。
車内は背面折り畳み式テーブルとAC100V電源コンセントを装備した2人掛けワイドシートを装備した補助席なし11列44人乗りとなります。
このほか岐阜バス観光の貸切車で初めてプラズマクラスターイオン発生装置を搭載するほか、安全面では衝突被害軽減ブレーキ・車間距離警報装置に加えて車線逸脱警報装置・運転注意力モニターが装備されています。
1711は僚車の1710とともに“清流クルーザー”と命名され岐南営業所に配置、岐阜バス観光のバスツアー“ながら会ツアー”や一般貸切で稼働しています。
<掲載車両データ>
車種・型式:三菱ふそうQRG-MS96VP
初度登録年式:2015年
配置営業所:岐南営業所
撮影場所:長良川鉄道郡上八幡駅前