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Channel: ケーエヌ トランスのバス&鉄ブログ
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名鉄1030-1230系1132F・1850系1852F 運用離脱

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こん**は。名鉄では2016年度新車として2200系6両・3代目3300系8両・3150系2両の計16両を新製投入しましたが、2016年度新車のうち2200系2212Fと3150系3169Fの営業運転開始に伴い2016年7月12日をもって1030-1230系1132Fと1850系1852Fが運用離脱、廃車準備のため舞木検査場へ回送されました。
 名鉄1030-1230系・1850系は名古屋本線で運転されている一部特別車特急を“パノラマsuper”で統一するべく所要となる40両が1992年度に新製投入されましたが、うち一部特別車の6両貫通編成6連3本とラッシュ時の増結用となる2連3本については“電子頭脳車”の異名をとる“低床パノラマカー”7500系の特別整備工事未施工車の主要機器を流用して新製投入されることとなり、1992年度に新製投入、以来名古屋本線・犬山線・常滑線・河和線・知多新線の一部特別車特急や増結車1850系はローカル列車で活躍を続けてきました。
 しかし、主電動機をはじめとする主要機器が製造後50年以上経過して老朽化していることや2015年度に2200系12両と3150系4両が新製投入されたことで淘汰が急浮上し、1030-1230系は1133Fが2015年7月に、1850系は2015年6月から休車となっていた1853Fが2016年1月にそれぞれ廃車解体、そして1133Fと1853Fの後を追うようにして1132Fと1852Fも運用離脱となりました。
 1030-1230系1132Fと1850系1852Fの最後の運用は運用離脱前日の2016年7月11日は1132Fは犬山検査場茶所検査支区出庫、1852Fは名古屋本線栄生出庫でそれぞれ運用入り、同日夕方の名古屋本線一部特別車快速特急172レ(名鉄岐阜16:47発→豊橋18:07着)から1132Fと1852Fの併結8連が組まれ以後名古屋本線一部特別車特急191レ(豊橋18:15発→名鉄岐阜19:37着)→名古屋本線一部特別車快速特急202レ(名鉄岐阜19:47発→豊橋21:07着)→名古屋本線一部特別車特急221レ(豊橋21:15発→名鉄岐阜22:37着)→名古屋本線~常滑線~河和線一部特別車特急436レ(名鉄岐阜22:48発→河和24:08着)に充当され河和線河和で滞泊、翌2016年7月12日の河和線~常滑線~名古屋本線279レ(河和6:42発→須ヶ口7:42着)が1132Fと1852Fの最終営業運行となりました。そして279レの須ヶ口到着後は犬山検査場新川検車支区へ一旦入庫、同日昼前に廃車準備のため舞木検査場へ向けて廃車回送されました。
 なお1132Fと1852Fの運用離脱により連結面間への転落防止用外幌非装備車は全廃となりました。
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↑2016年7月12日で運用離脱、引退となった1030-1230系1132F。 
                                    2016年2月14日 河和線南加木屋/河和線阿久比
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↑2016年7月12日で運用離脱、引退となった1850系1852F。    2015年10月11日 河和線南加木屋

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