名阪近鉄バスが保有するいすゞエルガノンステップバス。
名阪近鉄バスでは2014年6月に岐阜県内のバス事業者で初採用となるいすゞエルガハイブリッドノンステップバスを1台導入しましたが、2015年6月に岐阜県内のバス事業者で初採用となるいすゞエルガノンステップバスを3台導入しました。
名阪近鉄バスが導入したいすゞエルガノンステップバスはホイールベース5.3mの標準尺(N尺)車で、車両仕様は2005年度改訂版標準仕様ノンステップバス認定制度に準拠しています。
車内の座席配置は“郊外型”を選択しており、ノンステップエリアは左側に1人掛け座席3脚、右側に2人掛け座席2脚+1人掛け折り畳み式座席2脚を配置、中扉以降は2人掛け座席を5列(最後部5人掛け座席を含む)配置しています。
また“郊外型”の座席配置を選択したため燃料タンクは右前輪直後の床下に搭載するほか、中扉には車いす乗降用手動引き出し式スロープ板を装備しています。
2015年導入車は岐阜200か1714~1716の3台が若森営業所に配置され、大垣市内の一般路線で稼働しています。
なお登場当初行先表示装置はオレンジ単色LED式行先表示装置を装備して導入されましたが、導入から間もない2015年9月に3台揃って白色単色LED式行先表示装置(レシップ製)へ換装されたほか、2016年3月には3台揃ってロービームヘッドランプのLEDヘッドランプ化が実施されました。
<掲載車両データ>
車種・型式:いすゞQPG-LV234N3
初度登録年式:2015年
配置営業所:若森営業所
撮影場所:高屋町交差点