名鉄では前身事業者のひとつであった愛知電気鉄道の承継車の最後の生き残りであったデキ400形2両が2016年6月で引退することとなり、事前申込制の引退惜別イベントとして2016年6月4日に舞木検査場で“ありがとうデキ記念撮影会in舞木検査場”を開催したが、ありがとうデキ記念撮影会開催をPRするため2016年5月16日から5月30日まで本線系の1編成に“ありがとうデキ記念撮影会in舞木検査場”PR系統板を掲出して運行。系統板デザインはメイテツブルーにオレンジのVライン3本を入れ、名古屋本線本笠寺-桜間を走行するデキ400形の走行写真とデキ400形・旧デキ300形の正面イラスト4種をあしらったもの。
なおデキ400形2両は“ありがとうデキ記念撮影会in舞木検査場”を最後に引退し、2016年6月4日深夜に舞木検査場-本宿-豊明、2016年6月5日の営業終了後に豊明-金山-大江とそれぞれ回送、2016年6月6日午前中に大江-東名古屋港-名電築港と回送され、名電築港から大型トラックで名古屋市近郊の金属リサイクル工場へ向けて搬出、解体された。
↑舞木検査場での事前申込制イベント開催PR系統板は今回初登場となった。掲出編成は6000系6008Fで、2016年1月18日から2月5日まで掲出の“名古屋行き最終列車”PR系統板、2016年3月14日から3月26日まで掲出の“第14回 名鉄杯”PR系統板に続く2016年3度目のPR系統板掲出となった。
6000系6008F 2016年5月22日 知多新線上野間/河和線南加木屋