こん**は。電気自動車のタクシーとして日産リーフのタクシーを紹介しましたが、今回は三菱i-MiEVのタクシーを紹介します。
三菱i-MiEVは軽自動車:i(HA1W型)のボディに永久磁石式交流同期電動機とリチウムイオン二次電池・回生ブレーキを搭載して2009年に発売開始、当初は法人向けのみの販売とされていましたが2010年から一般販売を開始しています。
そのi-MiEVですが、軽自動車(介護タクシー・福祉タクシーとして使用される軽自動車ベースの特装車を除く)では唯一タクシー車両として認められるようになり、いくつかの法人タクシー事業者では小型タクシーとして採用したケースがありました。その中から愛知・岐阜・三重の東海3県の法人タクシー事業者で唯一の採用例となったクルマを紹介します。
↑岡陸タクシー 138号車 三菱i-MiEV 2009年式 2012年12月撮影
愛知県岡崎市に本社を置く岡陸タクシーが保有していたi-MiEVで2009年9月に1台を導入、愛知・岐阜・三重の東海3県で唯一の採用事例となりました。
岡陸タクシーでは平日の午前8時から午後5時までの間に限り営業していたほか、岡崎市内に所在する三菱自動車岡崎製作所構内(ちなみに岡陸タクシーでは三菱自動車岡崎製作所構内に自社のタクシー待機所をもっている)で待機営業をすることもありましたが、2014年ごろに車両代替で引退しています。。
ちなみにダッシュボード上の空車表示灯部分に見える黄色の札は名鉄東岡崎駅構内入構プレートで、日によっては名鉄東岡崎駅で付け待ち営業をすることもありました。