商都交通が保有する三菱ふそうMS9系エアロクイーン。
大阪市中央区に本社を置く事業者で、1949年にタクシー事業者として設立し現在は大阪市内でタクシー事業を展開するほか、大阪市生野区を拠点にバス41台で観光バス事業を展開しています。また保有車両は全車三菱ふそう車で統一されています。
1108はMS9系エアロクイーンで、商都交通で初のMS9系エアロクイーン貸切車として2008年に僚車のなにわ200か1107と2台が導入されました。
車両仕様はGX観光仕様をベースとしており、前扉にはドア開閉連動式の補助ステップを装備しています。
また商都交通向けの独自仕様として前面社名表示窓にはエージェント名を表示するため方向幕が組み込まれています。
車内は後部2列回転式シートを装備した補助席込み11列51人乗りのセミサロン車で“エアロクイーン51”と命名されています。
商都交通の貸切車のカラーデザインはアイボリーにエメラルドグリーン・スカイブルー・ダークブルーの3色ラインを入れていますが、スーパーハイデッカー車についてはアイボリーにエメラルドグリーン・スカイブルー・ダークブルーの3色曲線ラインを入れた専用デザインを採用しています。
<掲載車両データ>
車種・型式:三菱ふそうBKG-MS96JP
初度登録年式:2008年
撮影場所:伊勢神宮内宮前ロータリー