三重交通が保有するいすゞRU1E系ガーラハイデッカー。
三重県内最大手のバス事業者:三重交通が保有するいすゞRU1E系ガーラハイデッカーの中には少数派となるグループのクルマが存在します。その少数派のグループの中から1台を紹介します。
5518は2010年導入のRU1E系ガーラハイデッカーで、三重交通向けPKG-RU1E系ガーラハイデッカー貸切車の最終導入グループとして2010年7月に5518・5519の2台口で導入されました。
三重交通向けPKG-RU1E系ガーラハイデッカー貸切車はこれまで電子制御サスペンションを装備する標準仕様をベースとしていましたが、本グループの2台は導入コスト低減を企図して電子制御サスペンション非装備の廉価版をベース(近距離高速路線仕様車:A特急車では廉価版の導入実績あり)としています。
またフロントオーバーハング部のサイドウインカーレンズが大型化されています。
車内は補助席込み11列55人乗りと収容力を重視しており、“Super Grand”と命名されています。
5518は僚車の5519とともに南部観光営業所に配置され、一般貸切で稼働しています。
<掲載車両データ>
車種・型式:いすゞPKG-RU1ESAJ
初度登録年式:2010年
社番:5518
配置営業所:南部観光営業所
撮影場所:伊勢神宮内宮前ロータリー