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Channel: ケーエヌ トランスのバス&鉄ブログ
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JPN TAXI あれこれ

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こん**は。2017年10月から発売を開始したトヨタ自動車の新世代タクシー専用車:JPN TAXI。そのJPN TAXIですが台数がわずかながら愛知・岐阜・三重の東海3県の一部の法人事業者で2017年10月下旬から順次稼働を開始しました。そこで当ブログ管理人が撮影したJPN TAXIをいくつか紹介します。
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↑名古屋近鉄タクシー F137号車 JPN TAXI 2017年12月撮影

名古屋市を中心に11市4町1村(注)から構成される名古屋交通圏でいち早く導入したのが近鉄グループの名古屋近鉄タクシー(名古屋市中区)で、JPN TAXIの発売開始から間もない2017年10月25日から営業運行を開始しています。名古屋近鉄タクシーではデラックス車を継続導入していた経緯がありグレードは上級グレードの“匠”を選択、メーカーオプションで設定されている15インチアルミホイールとインテリジェントクリアランスソナー、ディーラーオプションで設定されているナンバープレートフレームを装着、ボディカラーはブラックを選択しています。

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↑つばめグループ T716号車(つばめ自動車 FM1010号車) JPN TAXI 2018年1月撮影

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↑つばめグループ T702号車(中央交通 FM1096号車) JPN TAXI 2018年1月撮影

名古屋交通圏で最大のタクシー事業者グループ:つばめグループでは2017年11月からJPN TAXIの導入を開始しました。つばめグループではデラックス車を継続導入していた経緯がありグレードは上級グレードの“匠”を選択、メーカーオプションで設定されているインテリジェントクリアランスソナーを装着しています。上画像はつばめグループの中核事業者であるつばめ自動車(名古屋市中区)が導入したJPN TAXIで、つばめグループのJPN TAXIで普通車タクシーのボディカラーはJPN TAXI専用色となる“深藍(こいあい)”を選択、つばめのシルエットと市松模様のウエーブラインのラッピングが施されています。また行灯は車両前方に装着するため台座は斜めにカットされています。下画像はグループ加盟事業者の一社である中央交通(名古屋市中村区)が導入したJPN TAXIで、つばめグループが導入したJPN TAXIの一部車両はつばめグループの中でも2年間無事故無違反で勤務している優良ドライバーがJプレセンスアカデミーの接遇・マナー研修を受講し、法令・地理などの社内研修を受けて筆記試験に合格したドライバーで構成される“チーム・エクセレント”専用車として登録、ボディカラーはブラックを選択しています。行灯は“チーム・エクセレント”専用の“金のつばめ”の行灯ですが、こちらも車両前方にマグネットシートを介して装着するため台座は斜めにカットされています。
 ちなみにつばめグループの“チーム・エクセレント”専用車は中央交通保有車を除きボディに社名表記がされないため(中央交通保有車のみクラウンセダンはトランクリッドに、JPN TAXIはリヤハッチにそれぞれ社紋ステッカーを貼り付けている)、車内の乗務員登録証のタクシー事業者名またはスーパーサイン(空車表示灯)の事業者名を見ない限り保有事業者の確認は困難となっています。

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↑名鉄交通第四 335号車 JPN TAXI 2018年1月撮影
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↑愛電交通 133号車 JPN TAXI 2018年1月撮影
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↑名鉄名古屋タクシー 525号車 JPN TAXI 2018年1月撮影

名古屋鉄道グループのタクシー事業者でもいくつかのタクシー事業者でJPN TAXIの導入を開始しました。画像は名古屋交通圏でタクシー事業を展開している名鉄タクシーホールディングス傘下の名鉄交通第四(名古屋市西区、上画像)・愛電交通(名古屋市昭和区、中画像)・名鉄名古屋タクシー(名古屋市中川区、下画像)が導入したJPN TAXIでいずれもグレードは上級グレードの“匠”を選択、メーカーオプションで設定されているインテリジェントクリアランスソナーを装着しています。ボディカラーはスーパーホワイトⅡを選択しルーフはエメラルドグリーンで再塗装されています。また名鉄タクシーホールディングス向けのJPN TAXIは一部車両を除き社外アルミホイールを装着しています。
 ちなみにJPN TAXIのボディカラーはJPN TAXI専用色となる深藍とブラック・スーパーホワイトⅡの3色展開ですが、かつてのタクシー専用車(クラウンセダン/クラウンコンフォート/コンフォート)のように工場塗装ラインでユーザー指定色への塗装に対応していないため、導入した法人事業者の中には工場出荷~ディーラー到着後完成車に自社カラーヘ全塗装を施す事例もあります。

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↑宝交通グループ(宝タクシー第五 1005号車) JPN TAXI 2018年1月撮影

“名古屋のアテンドタクシー”を標榜する宝交通グループ(名古屋市熱田区)では2017年12月21日からJPN TAXIの営業運行を開始しました。グレードは上級グレードの“匠”でメーカーオプションで設定されているインテリジェントクリアランスソナーを装着、ボディカラーは深藍でスカイブルーのラッピングラインを入れています。また撮影時は季節柄社外アルミホイール+4輪スタッドレスタイヤを装着していますが、夏期はスチールホイール+ホイールキャップ+185/65R15タイヤの組み合わせとなります。

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↑岐阜名鉄タクシー JPN TAXI 2017年12月撮影

当ブログ管理人の居住地:岐阜県内では2017年10月26日から岐阜市に本社を置く法人事業者3社(岐阜名鉄タクシー・日本タクシー・日の丸自動車)でJPN TAXIの運行を開始しました。画像は名古屋鉄道グループの岐阜名鉄タクシーが導入したJPN TAXIでグレードは上級グレードの“匠”を選択、ボディカラーはブラックを選択、メーカーオプションで設定されているインテリジェントクリアランスソナーとディーラーオプションで設定されているLEDフォグランプとナンバープレートフレームを装着しています。また撮影時は季節柄社外アルミホイール+4輪スタッドレスタイヤを装着していますが、夏期はスチールホイール+ホイールキャップ+185/65R15タイヤの組み合わせとなります。

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↑日本タクシー JPN TAXI 2018年1月撮影

岐阜県内でいち早くJPN TAXIを導入した一社である日本タクシーでは上級グレードの“匠”(上画像)のほか、標準グレードの“和(なごみ)”(下画像)も導入されています。ボディカラーは深藍で、メーカーオプションで設定されているインテリジェントクリアランスソナーを装着、“匠”にはディーラーオプションで設定されているLEDフォグランプとナンバープレートフレームを装着しています。

 ちなみにJPN TAXIですが、全長が4,400mmとコンフォートより190mm短縮されており、運賃体系で中型車・小型車の車種区分が存在する地域では小型タクシーとして登録されています。

(注)名古屋市・尾張旭市・長久手市・瀬戸市・日進市・豊明市・あま市・愛西市・津島市・弥富市・北名古屋市・愛知郡東郷町・西春日井郡豊山町・海部郡大治町・海部郡蟹江町・海部郡飛島村の11市4町1村で構成。なお名古屋交通圏では愛知・岐阜・三重の東海3県で唯一、2008年6月にタクシー業務適正化特別措置法に基づく指定地域に指定されており、乗務員登録者制度の導入に加えて地理・法令・安全・接遇の4項目の講習受講と地理・法令・安全・接遇の4項目の筆記試験が必須となっている。

 ※2018年1月28日:画像1点追加、記事本文一部修正

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