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Channel: ケーエヌ トランスのバス&鉄ブログ
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毎年秋の1日限定:三柿野行き運転される

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※ご案内:本記事は掲載画像が非常に多くなっております。本記事の閲覧にはパソコンからのアクセス・閲覧を推奨します。

こん**は。時間的にややさかのぼる話題となりますが、2015年10月25日に岐阜県各務原市の航空自衛隊岐阜基地において、毎年秋恒例の一般公開イベント“岐阜基地航空祭”が開催されました。名鉄では岐阜基地航空祭見物の利用客の利便を図るため各務原線において運転区間の延長と列車の増発、車両の増結が実施されました。

  その1・運転区間の延長

 運転区間の延長では下り(名鉄名古屋から三柿野方面)へは全車特別車のミュースカイ2本・一部特別車の快速特急1本・一部特別車の特急1本・急行6本の計10本において、上り(三柿野から名鉄名古屋方面)は全車特別車のミュースカイ2本・一部特別車の特急1本・急行5本の計8本において、新鵜沼-三柿野間(上り急行は新那加-新鵜沼間)で運転区間が延長され、岐阜基地航空祭開催日当日限定となる三柿野行きが運転されました。
 2014年の岐阜基地航空祭開催に伴う運転区間の延長からの変化点としては下りのミュースカイ1本と急行2本、上りのミュースカイ1本で運転区間延長が取りやめとなったほか、下り一部特別車の快速特急1本は2015年6月20日に実施された一部車両の運用変更により2200系(1700-2330系を含む)充当に変更されたため1000-1200系(1030-1230系を含む)の各務原線の営業運転・1000-1200系による三柿野行きがなくなりました。
 なお区間延長となったミュースカイ2本・一部特別車の快速特急・特急各1本の計4本については前面車掌席窓内側にブルーインパルスのイラストをあしらった補助表示板を掲出して運転されましたが、名古屋3駅(名鉄名古屋・金山・神宮前)での旅客案内の都合上、行先表示は10本すべてで新鵜沼到着後に“ミュースカイ 三柿野”“快特 三柿野””特急 三柿野”“急行 三柿野”にそれぞれ切り替えて運転されました。
 また広見線新可児発中部国際空港行き準急(広見線内普通)3本(新可児13:44発・14;14発・15:14発の3本が該当)において、各務原線新那加始発に変更するとともに全区間準急で運転する措置がとられました(発駅変更に伴い新可児13:44発・14:14発・15:14発の3本は犬山行きとして運転し、犬山で新那加発中部国際空港行き準急に接続)。
 まず最初に区間延長となった下りミュースカイ・一部特別車快速特急・一部特別車特急を紹介します。
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↑下り特急系統の区間延長1本目となったのは271レ(中部国際空港6:51発→新鵜沼8:05着)で、2200系2205Fが使用された。
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↑下り特急系統の区間延長2本目となったのは一部特別車快速特急77レ(豊橋6:59発→新鵜沼8:24着)で、2015年度新製車の2200系2211Fが使用された。なお一部特別車特急77レは2015年6月20日実施の車両運用変更により充当編成が1000-1200系(1030-1230系を含む)+1800系(1850系を含む)の併結8連から2200系(1700-2330系を含む)+ECB車2連グループ(2代目3100系・3150系)の併結8連に変更されたが、新鵜沼駅1番線ホーム・三柿野駅ホームがいずれも6両分しかないため航空祭開催日当日は前運用となる名古屋本線準急516レ(須ヶ口5:37発→豊橋6:54着/東岡崎→豊橋間急行)ともども6連に減車して運転された。
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↑下り特急系統の区間延長3本目となったのは全車特別車ミュースカイ3レ(中部国際空港7:29発→新鵜沼8:38着)で、2000系2003Fが使用された。また下り特急系統の区間延長4本目となった全車特別車ミュースカイ7レ(中部国際空港8:29発→新鵜沼9:38着)で、2000系2009Fが使用された。なおミュースカイ3レ・ミュースカイ7レの所定運用はいずれも2000系4連2本併結の8連で運転されるが、前出の一部特別車特急77レと同理由により航空祭開催日当日は4連に減車して運転された。

 続いて区間延長となった下り急行を紹介します。
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↑下り急行の区間延長1本目となったのは671レ(神宮前6:06発→新鵜沼6:51着)で、所定運用はECB車4連で運転されるが、航空祭開催日当日は充当編成差し替え実施により2代目5000系5013Fが充当された。
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↑下り急行の区間延長2本目となったのは775Eレ(中部国際空港7:05発→新鵜沼8:35着)で、6000系6029Fと6800系6811Fの併結6連(6029Fは名鉄岐阜方に連結)で運転された。
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↑下り急行の区間延長3本目となったのは871Bレ(河和7:35発→新鵜沼9:05着/河和-知多半田間普通)で、2代目3500系3531Fと3150系3155Fの併結6連(3531Fは犬山方に連結)で運転された。なお下り急行の区間延長4本目となった873Aレ(内海7:55発→新鵜沼9:35着)は所定運用はECB車4連で運転されるが、航空祭開催日当日は増結手配が取られ2代目3500系3518Fと3150系3165Fの併結6連(3518Fは犬山方に連結)で運転された。
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↑下り急行の区間延長5本目となったのは971Aレ(内海8:24発→新鵜沼10:05着)で、所定運用は6000系4連非ワンマン車(6500系を含む)で運転されるが、航空祭開催日当日は充当車両差し替え実施により前日から常滑線聚楽園で終日留置となっていた2代目3500系3532Fと2代目3100系3116Fの併結6連(3532Fは犬山方に連結)が内海へ回送された上で運転された。また下り急行の区間延長6本目となった973Aレ(内海8:55発→新鵜沼10:35着)は2代目3500系3503Fと3150系3151Fの併結6連(3503Fは犬山方に連結)で運転された。

 続いて区間延長となった上りミュースカイ・一部特別車特急を紹介します。
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↑上り特急系統の区間延長1本目となったのはミュースカイ(新鵜沼14:45発→中部国際空港15:48着)で、2000系2009Fが使用された。
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↑上り特急系統の区間延長2本目となったのは一部特別車特急(新鵜沼15:02発→豊橋16:26着)で、2000系2202Fが使用された。
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↑上り特急系統の区間延長3本目となったのはミュースカイ(新鵜沼15:45発→中部国際空港16:48着)で、2000系2003Fが使用された。

 続いて区間延長となった上り急行・準急を紹介します。

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↑上り急行系統の区間延長1本目となったのは1470Aレ(新那加13:34発→内海15:28着)で、所定運用はECB車4連で運転されるが、航空祭開催日当日は増結手配が取られ2015年度エコムーブトレインラッピング車となった3代目3300系3305Fと2代目3100系3122Fの併結6連(3305Fは名鉄岐阜方に連結)で運転された。
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↑上り急行系統の区間延長2本目となったのは5482Fレ(新那加13:48発→中部国際空港15:33着)で、所定運用は6000系非ワンマン車4連で運転されるが、航空祭開催日当日は増結手配が取られ6000系6029Fと6800系6811Fの併結6連(6029Fは犬山方に連結)で運転された。
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↑上り急行系統の区間延長3本目となったのは1472Aレ(新那加14:04発→河和15:48着)で、所定運用は6000系4連非ワンマン車(6500系を含む)で運転されるが、航空祭開催日当日は充当車両差し替え実施により2代目3500系3513Fと2代目3100系3109Fの併結6連(3513Fは犬山方に連結)で運転された。
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↑上り急行系統の区間延長4本目となったのは5580Fレ(新那加14:18発→中部国際空港16:03着)で、所定運用は2代目5000系4連で運転されるが、航空祭開催日当日は充当編成差し替え実施により2代目3500系3531Fと3150系3155Fの併結6連(3531Fは犬山方に連結)で運転された。
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↑上り急行系統の区間延長5本目となったのは1570Aレ(新那加14:34発→内海16:29着)で、3代目3700系3704Fと2代目3100系3118Fの併結6連(3704Fは犬山方に連結)で運転された。
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↑上り急行系統の区間延長6本目となったのは1572Aレ(新那加15:04発→河和16:48着)で、所定運用は6000系4連非ワンマン車(6500系を含む)で運転されるが、航空祭開催日当日は増結手配が取られ6500系6511Fと6000系6046Fの併結6連(6511Fは犬山方に連結)で運転された。
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↑上り急行系統の区間延長7本目となったのは5680Fレ(新那加15:18発→中部国際空港17:03着)で、所定運用はECB車4連で運転されるが、航空祭開催日当日は増結手配が取られ2代目3500系3532Fと2代目3100系3116Fの併結6連(3532Fは犬山方に連結)で運転された。
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↑上り急行系統の区間延長8本目となったのは1670Aレ(新那加15:34発→内海17:29着)で、2代目3500系3514Fと3150系3164Fの併結6連(3514Fは犬山方に連結)で運転された。

  その2・列車の増発

 列車の増発ではその1で紹介した新那加始発の上り急行5本・上り準急3本の計8本に充当される車両の送り込み回送を兼ねて各務原線三柿野発名鉄岐阜行き9本(急行4本・普通5本)が増発運転されました。

  その3・車両の増結

 岐阜基地航空祭開催に伴う多客対応として午前中と夕方の各務原線名鉄岐阜-犬山間の定期列車において車両増結を実施し6連で運転されました。車両増結実施に合わせて一部列車では充当車両の差し替えも実施されました。また車両増結実施に伴いホーム有効長が4両分しかない田神・細畑・高田橋・新加納・二十軒の5駅では進行方向後側2両のドアカット(扉扱いなし)が実施されました。
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↑車両の増結は下りは犬山6時台発の列車から開始された。画像は土曜休日ダイヤ運行日で3本のみ存在となる“犬山経由岐阜”幕で運転される1本:名古屋本線~犬山線~各務原線急行571レ(豊明5:22発→(各)名鉄岐阜6:55着/犬山→(各)名鉄岐阜間普通)で、所定運用は6000系4連非ワンマン車(6500系を含む)で運転されるが、航空祭開催日当日は増結手配が取られ6000系6046Fと6500系6516Fの併結6連(6516Fは犬山方に連結)で運転された。
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↑661レ(犬山6:40発→(各)名鉄岐阜7:16着)は所定運用は2代目5000系4連で運転されるが、航空祭開催日当日は充当編成差し替え実施により6000系6007Fと6800系6804Fの併結6連(6804Fは(各)名鉄岐阜方に連結)で運転された。
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↑763レ(犬山7:11発→(各)名鉄岐阜7:47着)は所定運用はECB車2連で運転されるが、航空祭開催日当日は増結手配が取られ2015年版エコムーブトレインラッピング車となった3代目3300系3305Fと2代目3100系3109Fの併結6連(3305Fは犬山方に連結)で運転された。
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↑空港線~常滑線~名古屋本線~犬山線~各務原線急行675Fレ(中部国際空港5:57発→(各)名鉄岐阜7:58着/犬山→(各)名鉄岐阜間普通)は所定運用は2代目5000系で運転されるが、航空祭開催日当日は充当編成差し替え実施により前運用の常滑発西ノ口行き回送・6562Gレ(西ノ口5:35発→中部国際空港5:48着)ともども2代目3500系3508Fと3150系3164Fの併結6連(3508Fは(各)名鉄岐阜方に連結)で運転された。
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↑河和線~常滑線~名古屋本線~犬山線~各務原線急行771Aレ(河和6:15発→(各)名鉄岐阜8:16着)は所定運用はECB車4連で運転されるが、航空祭開催日当日は増結手配が取られ2代目3500系3512Fと2代目3100系3113Fの併結6連(3512Fは犬山方に連結)で運転された。
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↑各務原線下りの定期列車は犬山8:00発から11:40までの全列車は6連で運転された。画像の869レ(犬山8:52発→(各)名鉄岐阜9:27着)は所定運用は2代目5000系4連で運転されるが、航空祭開催日当日は充当編成差し替え実施により前出の675Fレに充当された2代目3500系3508Fと3150系3164Fの併結6連(3508Fは(各)名鉄岐阜方に連結)で運転された。
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↑急行961レ(犬山9:10発→(各)名鉄岐阜9:39着/新那加→(各)名鉄岐阜間普通)は所定運用は6000系2連非ワンマン車(6800系非ワンマン車を含む)で運転されるが、航空祭開催日当日は増結手配が取られ早朝の661レに充当された6000系6007Fと6800系6804Fの併結6連(6007Fは(各)名鉄岐阜方に連結)で運転された。
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↑名古屋本線大里事故復旧車で、2015年9月2日で運用離脱~廃車となった1380系1384Fの所定運用は2015年9月3日からECB車4連充当に変更されたが、航空祭開催日当日は増結手配が取られ3代目3700系3703Fと3150系3156Fの併結6連(3703Fは犬山方に連結)で運転された。画像は963レ(犬山9:22発→(各)名鉄岐阜9:57着)。
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↑急行965レ(犬山9:40発→(各)名鉄岐阜10:19着/新那加→(各)名鉄岐阜間普通)は所定運用は2代目5000系4連で運転されるが、航空祭開催日当日は充当編成差し替え実施により6000系6030Fと6050Fの併結6連(6030Fは(各)名鉄岐阜方に連結)で運転された。
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↑967レ(犬山9:52発→(各)名鉄岐阜10:27着)は所定運用は2代目5000系4連で運転されるが、航空祭開催日当日は充当編成差し替え実施により6500系6511Fと6000系6019Fの併結6連(6511Fは(各)名鉄岐阜方に連結)で運転された。
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↑急行1061レ(犬山10:10発→(各)名鉄岐阜10:39着)は所定運用はECB車2連で運転されるが、航空祭開催日当日は増結手配が取られ早朝の763レに充当された3代目3300系3305Fと2代目3100系3109Fの併結6連(3305Fは犬山方に連結)で運転された。
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↑6連に増結された列車の中には車掌泣かせの“ブツ6”編成も充当された。編成はト3118F+3113F+3157Fキで、所定運用ではECB車2連で運転される急行1165レ(犬山11:40発→(各)名鉄岐阜12:09着/新那加→(各)名鉄岐阜方間普通)~1262レ((各)名鉄岐阜12:28発→犬山13:03着)の1往復に充当された。画像は1262レ。

 ※本記事掲載画像はすべて2015年10月25日 各務原線新鵜沼・名電各務原・三柿野(一部画像は構内踏切より撮影)にて撮影

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