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Channel: ケーエヌ トランスのバス&鉄ブログ
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名鉄2代目3500系の補助椅子装備編成 残り1編成のみに

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こん**は。当ブログでは34編成が在籍する名鉄2代目3500系の一部編成に装備されていた補助椅子の撤去が進められていることについて2度にわたり紹介しましたが、1995年に改造で補助椅子が装備された3509Fが2015年12月中旬に定期検査実施のため舞木検査場へ入場となりました。そして3509Fの検査入場により2代目3500系の補助椅子装備編成は3508Fの1編成を残すのみとなりました。
 2代目3500系の補助椅子は扉間の座席数減少をカバーするべく、今回検査入場した3509Fの岐阜方先頭車:ク3609の先頭部側扉脇に折り畳み式補助椅子2脚を試験装備し、試用が続けられてきました。その結果1996年新製の4次車・5次車で本採用となり、1997年には3509Fに補助椅子が追加装備されるとともに2次車の3508Fにも折り畳み式補助椅子が装備されました。
 しかし、混雑時には使用の自粛をお願いする表示がされているにもかかわらず混雑時に折り畳み式補助椅子を使用するケースが後を絶たなかった事と、立席スペース確保の観点から2014年度から全般検査・重要部検査併施で折り畳み式補助椅子の撤去に着手、2015年秋までに4次車・5次車で折り畳み式補助椅子の撤去が完了したのに続き今回改造で装備された3509Fも折り畳み式補助椅子の撤去が実施されることとなりました。
 なお折り畳み式補助椅子のを装備する最後の1編成となった3508Fも2016年に検査入場が予定されているため、2代目3500系の折り畳み式補助椅子装備編成は2016年の早い時期に消滅する可能性があります。
イメージ 1
↑2代目3500系の折り畳み式補助椅子装備の最後の1編成となった3508F。
                                               2015年10月25日 各務原線三柿野

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