こん**は。名古屋市営バスでは2015年度首時点でツーステップバス13台と中型ワンステップバス2台が在籍していますが、2016年度末で全廃となることが判明しました。
ツーステップバス13台と中型ワンステップバス2台が2016年度末までに全廃となる根拠としては、名古屋市交通局公式WEBサイトにて2016年1月8日付で2016年度交通局予算編成過程(2016年1月改訂版)が公表され、予算編成過程の中で2016年度新車としてノンステップバス35台の購入予算が計上されました。
なお当初2016年度の新車は2002年度に購入したCNGノンステップバス10台の代替更新用となるノンステップバス10台の購入が予定されていましたが、2003年度に購入したCNGノンステップバス10台の代替更新用として2017年度に購入予定の新車10台と1999年度に購入したツーステップバス13台・中型ワンステップバス2台の代替更新用として2018年度に購入予定の新車15台の購入時期が2016年度に繰り上げられました。
そしてこれにより名古屋市営バスのツーステップバスとワンステップバスは2016年度末で全廃となり、保有車両の全車ノンステップバス化が達成することが確定しました。
2015年度首で在籍するツーステップバスは大型車1台と中型車12台ですが、うち大型車1台(大森営業所のH-824:2000年式日野KC-RU1JMCH“HIMRⅡ”)は愛知淑徳大学関連の貸切輸送専属で稼働するため乗車は事実上不可能となっています。一方中型ツーステップバス12台と中型ワンステップバス2台は中型車主体で運行される一般系統で限定運用が組まれており、名古屋市交通局WEBサイトの“市バス接近情報”である程度の車両運用をつかむことができます。
なお2016年度交通局予算編成過程は2016年2月に開催される名古屋市議会2月定例議会で予算案の審議が行われたのち、承認が得られ次第予算執行となります。