こん**は。JR東海ではキハ40系・2代目キハ11形鋼製車の老朽取り換え用として2013年度から2代目キハ25系2次車の新製投入を進めてきましたが、2016年1月に紀勢線・参宮線用M編成の最終増備車となる2連3編成6両が落成し、所要となる52両全車が出揃いました。
2代目キハ25系2次車は2代目キハ25系1次車をベースにビートレス車体を採用、車内は通勤通学時間帯の混雑緩和を企図してオールロングシートとした車両で、2013年度に高山線・太多線向けの寒冷地仕様車:キハ25形1000番代+1100番代車ユニット6編成が初登場、その後も増備が進められ2014年度には紀勢線・参宮線向けの暖地仕様車:キハ25系1500番代+1600番代も登場、2016年1月1日時点でキハ25形1000番代+1100番代12ユニットとキハ25形1500番代+1600番代11ユニットが在籍しています。
そして2016年1月13日に2代目キハ25系2次車の最終増備車となるキハ25形1500番代+1600番代3ユニット6両(M112~M114編成)が日本車輛製造豊川製作所で落成、公式試運転を経て名古屋車両区に配置されました。
これで2代目キハ25系は美濃太田車両区に0番代+100番代5ユニット(P1~P5編成)と1000番代+1100番代8ユニット(P101~P108編成)の計26両、名古屋車両区に1000番代+1100番代4ユニット(M1~M4編成)と1500番代+1600番代14ユニット(M101~M114編成)の計36両がそれぞれ配置され、高山線・太多線・参宮線・紀勢線亀山-多気間で運用されます。
なお今回の2代目キハ25系2次車6両の新製投入に伴い伊勢車両区のキハ40系12両と2代目キハ11形鋼製車3両がダイヤ改正実施前日の2016年3月25日で運用離脱となります。