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こん**は。当ブログでは2016年3月26日実施のダイヤ改正でで完全引退するJR東海のキハ40系について別書庫を立ち上げて紹介してきましたが、完全引退まで残すところ1ヶ月となり最後の活躍を続けるJR東海伊勢車両区のキハ40系の現況について2回に分けて紹介していきます。初回は車両運用について紹介していきます。
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<伊勢車両区のキハ40系の車両運用>
JR東海伊勢車両区のキハ40系の車両運用は2015年12月1日実施の車両運用変更によりキハ48形ワンマン対応車2連による5運用で構成されており、12両配置10両使用で紀勢線亀山-多気間と参宮線全線で運用された。
最終期の運用は朝間帯の900C~909C/909Dの1往復と906C~915D(土曜休日3915D)の1往復を除きもともと2代目キハ11形鋼製車で運用されていたもので、2015年8月1日から2代目キハ25系2次車M編成充当に変更されたものの、2015年12月1日実施の車両運用変更でキハ40系の運用と2代目キハ25系2次車M編成の運用の間で振替が行われた。
この車両運用変更実施の結果2011年3月12日実施のダイヤ改正で消滅した参宮線伊勢市-鳥羽間の定期運用が復活し、早朝の901C~910C、日中の927C~928C・931C~936C、夜間帯の951C~956C・957C~958Cの5往復で設定されている。
2016年2月7日 紀勢線松阪
編成は2連での運用が基本で、朝間帯の915D(土曜休日3915D)と夕間帯の938Dについては通学輸送に対応するため4連で運転される。
運用ローテーションは5日周期でローテーションする運用が組まれているが、運用1日目は909C~920Cで、運用2日目は915D(土曜休日3915D)~938Dで、運用4日目は928D~938Dで、それぞれ一旦伊勢車両区に入区するため車両交換も可能となっており、伊勢車両区入区後に交番検査実施・月清掃実施などで車両交換が行われることも稀にあった。
伊勢車両区のキハ40系の運用ローテーションは下記の通り。なお天候悪化や事故発生などに起因する輸送障害発生や交番検査実施・月清掃実施のタイミングなどで臨時の運用差し替えが行われることもあるため運用ローテーション通りに流れない場合がある。
<伊勢車両区のキハ40系の車両運用ローテーション>
・運用1日目
900C(伊勢市4:45発→亀山5:56着)
909C(亀山6:31発→伊勢市8:03着/多気→伊勢市間909Dとして運転)*
920C(伊勢市10:50発→亀山12:51着)
931C(亀山13:14発→鳥羽15:16着)
936C(鳥羽15:27発→多気16:10着)
935C(多気16:32発→伊勢市16:53着)
942D(伊勢市17:15発→亀山18:31着)
951C(亀山18:53発→鳥羽20:39着)
956C(鳥羽21:00発→亀山22:40着) ※亀山滞泊
・運用2日目
平日915D(亀山7:40発→伊勢市9:16着/亀山方2B)*
土曜休日3915D(亀山7:49発→伊勢市9:14着/亀山方2B)*
938D(伊勢市15:59発→亀山17:40着/鳥羽方2B)
943C(亀山19:27発→多気20:29着) ※多気滞泊
・運用3日目
906C(多気6:37発→亀山7:31着)
平日915D(亀山7:40発→伊勢市9:16着/鳥羽方2B) ※伊勢車両区滞泊
土曜休日3915D(亀山7:49発→伊勢市9:14着/鳥羽方2B) ※伊勢車両区滞泊
・運用4日目
平日916C(伊勢市8:53発→亀山10:46着)
土曜休日3916D(伊勢市8:51発→亀山10:46着)
927C(亀山11:15発→鳥羽13:05着)
928C(鳥羽13:23発→伊勢市13:41着)*
938D(伊勢市15:59発→亀山17:40着/亀山方2B)
957C(亀山20:19発→鳥羽22:05着)
958C(鳥羽22:11発→多気22:51着) ※多気滞泊
・運用5日目
901C(多気5:45発→鳥羽6:26着)
910C(鳥羽6:37発→伊勢市6:56着) ※伊勢車両区滞泊
*伊勢市到着後伊勢車両区へ一旦入区するため車両交換を実施する場合がある。