名阪近鉄バスが保有するいすゞ2代目エルガノンステップバス。
名阪近鉄バス乗合事業部では2016年6月に岐阜県内のバス事業者で初採用となるいすゞ2代目エルガノンステップバス3台を導入しました。
名阪近鉄バスが導入した2代目エルガノンステップバスはホイールベース5.3mの短尺(N尺)車で、車両仕様は2015年度改訂版標準仕様ノンステップバス認定制度に準拠しています。
また行先表示装置は当初から白色単色LED式行先表示装置(レシップ製)を装備するほか、側窓は熱線吸収グリーンガラスを採用、右側面中央部の側窓は標準装備の固定窓ではなく逆T字窓を装備しています。
車内の座席配置は“郊外Ⅱ型”を選択しており、ノンステップエリアは左側は1人掛け座席3脚、右側は2人掛け座席5脚を配置、中扉以降は2人掛け座席を4列(最後部5人掛け座席を含む)配置しています。
また中扉向かい側の2人掛け座席2脚については折り畳み式としたほか、中扉には反転式スロープ板を装備しています。
このほか前輪タイヤハウス部の座席は左前輪タイヤハウス部(=燃料タンクを搭載するため当初から省略)に加えて右前輪タイヤハウス部の座席が当初から廃止されています。
エンジンは直列4気筒250PS・2ステージターボ搭載の4HK1-TCS型で、これに自動変速マニュアルトランスミッション(AMT)を組み合わせています。
名阪近鉄バスが導入した2代目エルガノンステップバスは岐阜200か1785~1787の3台が若森営業所に配置され、大垣市内の一般路線で稼働しています。
<掲載車両データ>
車種・型式:いすゞQKG-LV290N1
初度登録年式:2016年
配置営業所:若森営業所
撮影場所:高屋町交差点/大垣駅前