東濃鉄道が保有する日野ブルーリボンハイブリッドノンステップバス。
名古屋鉄道グループのバス事業者:東濃鉄道では2016年11月に大型ノンステップバス1台を導入しました。
今回導入されたノンステップバスは岐阜県内のバス事業者で初採用、そして名古屋鉄道グループのバス事業者で初採用となる日野ブルーリボンハイブリッドノンステップバスが導入されました。
東濃鉄道が導入したブルーリボンハイブリッドノンステップバスはホイールベース5.3mの短尺車で、車両仕様は2015年度改訂版標準仕様ノンステップバス認定制度に準拠しています。
また右側面中央部の側窓は標準装備の固定窓ではなく逆T字窓を選択しています。
車内の座席配置は“郊外Ⅰ型”を選択していますが、前輪タイヤハウス部の1人掛け座席は左前輪タイヤハウス部(=燃料タンクを搭載するため当初から省略)に加えて右前輪タイヤハウス部の1人掛け座席が当初から廃止されているほか、車体設置式車いす固定装置を装備するためノンステップエリア右側の2人掛け座席1脚については床面が1段嵩上げされています。
1612は多治見営業所に配置され、2016年12月1日から県病院線(多治見駅南口-県病院)とホワイトタウン線(多治見駅南口→ホワイトタウン→白鳳台→天平台→桃山台→平和台→ホワイトタウン→多治見駅南口循環)の2路線限定で稼働しています。
ちなみに東濃鉄道における大型ノンステップバスは過去に契約輸送用で三菱ふそうMP 2台が在籍していましたが(当ブログで紹介済み)、一般路線用の大型ノンステップパスは今回初導入となりました。
<掲載車両データ>
車種・型式:日野QSG-HL2ANAP
初度登録年式:2016年
配置営業所:多治見営業所
撮影場所:JR多治見駅南口