こん**は。JR東海ではキハ40系と2代目キハ11形の老朽取り換え用として2014年度から2代目キハ25系2次車の新製投入を開始、紀勢線・参宮線向けとなる2015年度新製投入分のうち18両が7月初旬までに出揃い、2015年8月1日から営業運転を開始しました。
紀勢線・参宮線向け2代目キハ25系2次車の内訳は寒冷地仕様の1000番代車+1100番代車4ユニットと、今回初登場となる暖地向け仕様車の1500番代車+1600番代車5ユニットの計18両です。
このうち今回初登場となった1500番代車+1600番代車のユニットは1000番代車+1100番代車から寒冷地仕様を省略したものとなり、前面のスカート形状が変更されているため1000番代車+1100番代車ユニットとの識別は容易です。
今回新製投入の18両は名古屋車両区に配置、伊勢車両区常駐で2015年8月1日から紀勢線亀山-新宮間と参宮線全線で営業運転を開始しました。
なお2代目キハ25系2次車18両の営業運転開始に伴い、2代目キハ11形のうち0番代車8両と100番代車7両の計15両の定期運用が2015年7月31日をもって終了となり、キハ11-10を除く14両が保留車となりました。このうちキハ11-8・108の2両と2015年3月14日実施のダイヤ改正に合わせて美濃太田車両区から伊勢車両区へ転属したキハ11-101・104・105の3両は早くも2015年8月5日に東海道線笠寺へ回送、同日付で廃車となりミャンマー鉄道省へ譲渡されました。
また原則として名松線で営業運転に入ることがなかった2代目キハ11形300番代車が2015年8月1日から名松線で本格営業運転に入りました。
↑2015年8月1日から紀勢線亀山-新宮間と参宮線全線で営業運転を開始した2代目キハ25系2次車。画像は伊勢運輸区乗務員を対象にしたハンドル訓練時のもの。
2代目キハ25系M2編成 2015年6月21日 紀勢線多気
キハ11-5 2015年6月14日 紀勢線松阪/キハ11-108 2015年5月24日 紀勢線多気
↑2015年3月14日実施のダイヤ改正で美濃太田車両区から伊勢車両区へ転属したキハ11-101・104・105の3両は2015年7月31日で運用離脱、2015年8月5日付で廃車となった。
キハ11-105 2015年7月12日 参宮線伊勢市