こん**は。JR東海のキハ75系で、1999年度に新製された2次車の200番代車+300番代車ユニットにワンマン化改造と寒冷地仕様への改造を実施した3200番代車+3300番代車が登場したことについては2014年11月24日アップのブログ記事で紹介しましたが、2015年度に入ってから新たな番台区分が登場しましたので紹介します。
最初に紹介するのはキハ75形1200番代車+キハ75形1300番代車のユニットで、こちらはキハ75系200番代車+300番代車のうち、キハ75-203+303~キハ75-205+305の2連3ユニットを種車に寒冷地仕様への改造を実施、車号は元番号に1000をプラスしてキハ75-1203+1303~キハ75-1205+1305へ改番されています。
続いて紹介するのはキハ75形3400番代車+3500番代車のユニットで、こちらはキハ75系2次車で武豊線のワンマン運転用として新製されたキハ75形400番代車+500番代車の全編成を種車に、やはり寒冷地仕様への改造を実施、車号は元番号に3000をプラスしてキハ75-3401+3501~キハ75-3406+3506へ改番されています。
寒冷地仕様への改造工事は2015年3月14日実施のダイヤ改正後自社名古屋工場と日本車輛製造豊川製作所にて順次実施され、2015年6月末までに所要となる全車の改造が完了しました。
なお今回の改造実施と車号整理実施によりキハ75形400番代車+500番代車は廃区分番台となりました。
キハ75形1200番代車+1300番代車・3400番代車+3500番代車は全車が美濃太田車両区に配置され、高山線岐阜-下呂間と太多線全線で営業運転に入っているほか、土曜休日ダイヤ運行日には名古屋-鳥羽間で運転の快速“みえ”の一部列車の増結車両として運用されます。
キハ75-1203 2015年4月12日 高山線坂祝/キハ75-1303 2015年4月19日 高山線坂祝
キハ75-3503+キハ75-3403 2015年8月1日 参宮線伊勢市