こん**は。名鉄では2017年3月29日付プレスリリースにおいて、2017年度設備投資計画を公表しました。そして、2017年度の設備投資計画において、サービス改善工事の一環として車両14両を新製投入することとなりました。
2017年度に新製投入されるのは
・3代目3300系2編成8両(3310F・3311F)
・3150系3編成6両(3170F~3172F)
の計14両で、3代目3300系・3150系ともに前年度に引き続いての増備となります。
今回の3代目3300系・3150系の新製投入による置き換え対象車両は1976年に“明日の通勤車”として登場した6000系のうち、特別整備工事未施工車の中から14両が置き換えられるものとみられ、4連口は2017年に検査回帰を迎える6028F・6030Fの2編成が、2連口は中期車で唯一の非ワンマン車である6019Fのほか1984年製9次車(6045F~6048F)・1985年製10次車(6049F~6052F)の中から2編成が置き換えられるものと予想されます。
このほか2015年度から着手された“パノラマsuper”1000-1200系のリニューアル工事は2017年度は3編成18両に施工されます。
一方、駅改良工事では瀬戸線尼ケ坂駅と小牧線小牧原駅でバリアフリー化工事が、瀬戸線旭前駅で北口駅舎の新設と南口駅舎のバリアフリー化工事が、名古屋本線・常滑線神宮前駅で駅改良工事(曲線改良・ホーム改良)がそれぞれ実施されるほか、三河線碧南駅で駅舎建て替え工事が実施されます。
また旅客案内設備更新として豊川線豊川稲荷駅でフルカラーLED式行先表示装置が新設されるほか、河和線河和駅ホームに設置されている反転フラップ式行先表示装置についてフルカラーLED式行先表示装置への更新が実施されます。これにより名鉄の駅における反転フラップ式行先表示装置は2017年度末時点で犬山線扶桑駅を残すのみとなります。
3代目3300系3309F 2017年7月24日 河和線南加木屋
3150系3169F 2016年5月28日 名古屋本線今伊勢
6000系6030F 2015年11月22日 津島線七宝
6000系6046F 2017年1月3日 名古屋本線伊奈/6000系6050F 2016年1月2日 豊川線国府