名鉄観光バスが保有する日野RU1E系セレガハイデッカー。
名鉄観光バスが保有する日野RU1E系セレガハイデッカーは過去に当ブログで前身事業者の一社であった名鉄東部観光バスからの承継車について紹介しましたが、今回は名鉄観光バス発足後に導入されたクルマを紹介します。
60801は2008年導入のRU1E系セレガハイデッカーで、名鉄観光バス発足後初の日野車の新車として僚車の60802と2台が導入されました。
車両仕様はオーナメントランプを装備していることからもわかる通り標準仕様をベースとしていますが、名鉄東部観光バスからの承継車の一部車両で装備された第1窓のアクセントピラー(Jピラー)は非装備としています。
また前面社名表示はエメラルドグリーン地に白抜き文字に変更されたほか、カラーデザインは当初から“リボンカラー”を纏って登場しています。
車内は後部2列回転式シートを装備した補助席込み11列53人乗りのセミサロン車で、“ロイヤルグリーン53”と命名されています。
60801は僚車の60802とともに豊田営業所に新製配置され、名鉄観光バスのバスツアー“ドラゴンズパック”の豊田発着コースや一般貸切で稼働していましたが、2015年春に僚車の60802とともに刈谷営業所へ転属し現在は“ドラゴンズパック”の刈谷発着コースや一般貸切で稼働しています。
<掲載車両データ>
車種・型式:日野PKG-RU1ESAA
初度登録年式:2008年
社番:60801
配置営業所:刈谷営業所
撮影場所:伊勢神宮内宮前交差点
備考:新製時豊田200か145の登録で豊田営業所配置、2015年春刈谷営業所へ転属