こん**は。2004年から2017年にかけて7次に亘り22編成が新製された名鉄3150系ですが、2次車で旧塗装デザインを堅持していた1編成であった3155Fが全般検査実施のため2017年12月6日に舞木検査場へ入場、年が明けた2018年1月11日に出場しました。そして3155Fは今回の全般検査実施に合わせて新塗装デザインへ変更されたため3150系の旧塗装デザイン車は3156Fの1編成を残すのみとなりました。
3150系は3代目3300系の2連バージョンとして2004年に1次車4編成8両が新製投入、その後2007年にはオールロングシート仕様とした2次車5編成が、2008年にはフルカラーLED式行先表示装置を装備した3次車4編成とバリアフリー対応を強化した4次車3編成が増備、2015年には7年ぶりの増備車として5次車2編成が新製されましたが、5次車では外装デザインが変更され、3150系在来車については2015年8月に重要部検査を実施した3158Fを皮切りに順次5次車に準じた外装デザインへの変更が進められてきました。
そして3155Fが2017年12月に検査入場したことで3150系の旧塗装デザイン車は3156Fを残すのみとなり、3150系旧塗装デザイン車同士の“ブツ4”編成は見納めとなりました。
なお3156Fについても2018年の早い時期に検査入場が予定されているため、早ければ今春で3150系旧塗装デザイン車は消滅するものとみられます。
3150系3156F 2017年1月28日 名古屋本線須ヶ口