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Channel: ケーエヌ トランスのバス&鉄ブログ
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東海交通事業城北線に2代目キハ11形300番代車登場

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こん**は。時間的にさかのぼる話題となりますが、JR東海の子会社:東海交通事業が運営する自社の鉄道路線:城北線用として2代目キハ11形300番代車1両が2015年9月中旬に登場、2015年9月24日から営業運転を開始しました。
 これまで城北線では1993年3月の尾張星の宮-枇杷島間の延長開業に合わせて2代目キハ11形200番代車4両を新製、うちキハ11-201・202の2両が城北線専用車両として運用されてきましたが、2代目キハ11形200番代車の老朽取り換え用として親会社のJR東海から2代目キハ11形300番代車2両を購入、2代目キハ11形200番代車2両が置き換えられることとなりました。
 東海交通事業への譲渡に際して名古屋工場にて小改造が実施され、ドアステップ部の簡易ステップレス化改造が実施されました。
 また勝川駅構内の簡易ピットに汚物抜き取り施設がないことと路線延長11.2kmと短距離となることからトイレは使用停止となり、内部はそのままで閉鎖されました。
 このほか車体表記の一部書き換え(JRマーク消去・TKJマーク貼り付け)が行われ、前面貫通扉にはステッカー式ヘッドマークが貼り付けられました。
 城北線用2代目キハ11形300番代車は伊勢車両区に配置されていたトップナンバー:キハ11-301が2015年9月10日に名古屋工場へ回送され東海交通事業向けへの改造工事を施工、本線試運転を経て2015年9月24日から営業運転を開始しています。
 なおキハ11-301が営業運転を開始したことで2代目キハ11形200番代車のトップナンバー:キハ11-201が2015年9月18日で運用離脱、2015年9月下旬に廃車となり茨城県の第3セクター鉄道:ひたちなか海浜鉄道へ譲渡されました。
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↑東海交通事業へ譲渡され、城北線で営業運転を開始したキハ11-301。前面貫通扉のステッカー式ヘッドマークとTKJマークを除けばJR東海在籍当時とほぼ変化はない。なお2016年春にはもう1両(おそらくキハ11-302が移籍する可能性大)が東海交通事業へ譲渡される。
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↑キハ11-301の車内。車内はJR東海在籍時と変化はない。なお運賃表示器はJR東海在籍当時の2015年度上期に液晶2分割式(レシップ製)へ更新されている。
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↑キハ11-301のドアまわり。2代目キハ11形300番代車は紀勢線亀山-新宮間のローカル列車で使用されることから全車トイレ付で新製されたが、東海交通事業への譲渡に際して内部はそのままで鎖錠された。ドアステップは箱状のブロックを用いて簡易ステップレス化された。なおトイレが閉鎖されたため団体列車運用時には運行途中、小田井駅で約20分間の停車時間を設定することで対応することとなっている。
                                  以上3点 2015年11月1日 東海交通事業城北線枇杷島
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↑こちらは今回東海交通事業へ譲渡されたキハ11-301のJR東海在籍時の姿。新製以来伊勢車両区に配置され紀勢線・参宮線で運用された。                                2015年6月21日 紀勢線津
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↑キハ11-301が営業運転を開始したことでキハ11-201が代替廃車となり、2代目キハ11形200番代車は202の1両を残すのみとなった。ただキハ11-301が原則として終日運用に就くこととなったためキハ11-202の運用は原則として平日朝夕ラッシュ時と土曜日朝間帯のみの運用となり、撮影するにも乗車するにもある程度の忍耐力と運が必要となった。                   2015年9月19日 東海交通事業城北線枇杷島

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