濃飛乗合自動車が保有する三菱ふそうMS8系エアロバスハイデッカー。
濃飛乗合自動車が保有する三菱ふそうMS8系エアロバスハイデッカーの都市間高速車は2002年導入車からLED式行先表示装置を装備する仕様変更がありましたが、2005年導入車で再度仕様変更がありました。その2005年導入車を紹介します。
109は2005年導入のMS8系エアロバスハイデッカーの都市間高速車で、濃飛乗合自動車向けMS8系のKL-規制車の最終グループとして飛騨200か110と2台が導入されました。
車両仕様は前回紹介の飛騨200か76からいくつか変更点があり、側窓は濃色ガラスから標準ガラスへ変更、また冷房装置はメーカーオプションで設定されていたデンソー製のサブエンジン式を選択しています。
このほかアルミホイールはトピー工業の鍛造アルミホイール“エクスモード”を装着しています。
車内は左後部にトイレを装備し定員は51名です。
外装デザインは高山祭りの山車やさるぼぼ、北アルプスの山並みを描いた都市間高速車専用デザインを纏って登場しましたが、後年2台揃って一般路線車に準じた塗装デザインへ変更されています。
109は僚車の110とともに高山営業所に配置され、現在は名古屋線と岐阜線を主体に運用されています。
<掲載車両データ>
車種・型式:三菱ふそうKL-MS86MP
初度登録年式:2005年
配置営業所:高山営業所
撮影場所:岐阜市城東通6丁目