三重交通が保有するいすゞガーラハイデッカー。
三重交通が受託運行している飛島公共交通バスのうち名古屋港発着の系統は観光タイプ車6台を充当しています。そのうち2台が在籍する日野セレガは以前当ブログで紹介しましたが、主力となるいすゞガーラを紹介します。
5310は2009年導入のガーラで、飛島公共交通バスの運行開始に際して5307~5310の4台口で導入されました。
車両仕様は電子制御式サスペンションを装備していることを示すステッカーが貼られていないことから廉価版のVP仕様を選択しており、前扉は折戸を選択、オプションでリヤスポイラーを装備しています。
また後面ガラスはLED式行先表示装置を装備するため左右通しガラスとしています。
車内は補助席込み12列60人乗りで、同型の中距離高速車(三重交通社内呼称:A特急車)に準じていますが、三重交通が2016年4月1日から導入したICカード乗車券“emica”と全国10の交通系ICカード乗車券での運賃精算不可としているためICカードリーダーは非搭載としています。
5310は僚車の5307~5309の3台とともに桑名営業所に配置され、飛島公共交通バス名港線で運用しています。
<掲載車両データ>
車種・型式:いすゞPKG-RU1ESAJ
初度登録年式:2009年
社番:5310
配置営業所:桑名営業所
撮影場所:名古屋港バスターミナル