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Channel: ケーエヌ トランスのバス&鉄ブログ
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キハ40形6300番代

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 キハ40形6300番代車はキハ40形の暖地向け仕様車:キハ40形2000番代車のうち、当時美濃太田車両区に配置されていた6両に対してエンジン・液体変速機を換装したグループとなります。
 エンジンはC-DMF14HZBへ換装したほか、液体変速機はC-DW14Aへ換装されています。
 なお冷房改造はエンジン・液体変速機換装前の1990年度から1991年度にかけて全般検査併施でサブエンジン式冷房装置を搭載する方式で実施されました。
 本グループの6両は当初キハ40形6000番代車として竣工しましたが、1999年12月4日実施のダイヤ改正で高山線美濃太田-高山間でワンマン運転が開始されるのにあたり、ワンマン対応車が不足したため1999年度に6両全車に対してワンマン化改造を実施、併せて戸閉回路の変更と電気式半自動ドア化、1-3位側のジャンパ連結器の交換(KE53形2基からKE93形1基へ交換、同時に1位側前面にKE93形栓納めを新設)が実施され、キハ40形6300番代に改番されキハ40形6000番代車は廃区分番台となりました。
 1999年12月4日実施のダイヤ改正時点ではキハ40 6304・6308の2両が伊勢運輸区に、残りの4両が美濃太田運輸区に配置されましたが、2000年3月のダイヤ改正時に車両差し替えが実施され、キハ40 6311が伊勢運輸区配置となったほかは美濃太田運輸区に配置されました。
 またキハ40 6309は2011年6月に全般検査を実施した際に旧国鉄一般型気動車標準色風塗装へ変更されました。
 キハ40形6300番代車は6両が在籍していましたが、2014年11月30日でキハ40 6304が廃車(車籍上は2015年度初頭に廃車)、2015年6月30日で4両が運用離脱、2015年7月末までに廃車となったため伊勢車両区のキハ40 6311を残すのみとなりました。
 なおキハ40 6311は2015年度首時点で予備車となっているため営業運転に使用される機会は限られており、撮影者泣かせの1両となっています。改番履歴は下記の通りです。

 ・キハ40 2057→キハ40 6004→キハ40 6304
 ・キハ40 2111→キハ40 6007→キハ40 6307
 ・キハ40 2112→キハ40 6008→キハ40 6308
 ・キハ40 2113→キハ40 6009→キハ40 6309
 ・キハ40 2130→キハ40 6011→キハ40 6311
 ・キハ40 2131→キハ40 6012→キハ40 6312

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↑キハ40 6307 当車は2015年6月30日で運用離脱、2015年7月27日付で廃車となりました。
               2015年6月28日 高山線鵜沼/2015年3月29日/2015年6月27日 高山線坂祝
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↑キハ40 6309 当車は2011年6月に実施された全般検査時に旧国鉄一般型気動車標準色風塗装に変更さました。当車は2015年6月30日で運用離脱、2015年7月29日付で廃車となりました。
                              2014年8月30日 高山線坂祝/2015年5月6日 高山線坂祝
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↑キハ40 6311                                       2015年5月31日 紀勢線津
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↑キハ40 6312  当車は2015年6月30日で運用離脱となり、2015年7月7日付で廃車となりました。 
                                                  2015年3月21日 高山線坂祝
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↑キハ40 6309の車内                               2015年6月14日 高山線美濃太田

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