神姫観光バスが保有する三菱ふそうエアロエース。
兵庫県内の大手観光バス事業者のひとつが神姫観光バスです。神姫観光バスはもともと神姫バスの観光バス部門として観光バス事業を展開していましたが、1998年から1999年にかけて神姫観光バスへ事業譲渡され、現在は兵庫県内全域と大阪市淀川区を拠点に観光バス事業を展開しています。
5402は2008年導入のエアロエースで、神姫観光バスにおけるエアロエース第2陣として5400~5409の10台が導入されました。
車両仕様は標準仕様をベースとしており、側窓は第1窓~第4窓がT字窓、第5窓が固定窓となるほか濃色ガラスを装備しています。
車内は補助席込み11列53人乗り仕様で、後部2列回転シートを装備したセミサロン仕様となります。
神姫観光バスの車両で最大の特徴は外装デザインで、神姫バス直営当時の1990年に外装デザインの変更を実施、その外装デザインはグラフィックデザイナー:永井一正氏が手掛けたもので採用当初は全国初のDCブランドバスとして取り上げられたことで一躍有名となり、現在は神姫観光バスをはじめ神姫バスグループの貸切車の外装デザインとして継続導入されています。
<掲載車両データ>
車種・型式:三菱ふそうBKG-MS96JP
初度登録年式:2008年
社番:5402
撮影場所:伊勢神宮内宮前ロータリー