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名古屋市営バスの大型ツーステップバス ついに全廃

こん**は。名古屋市交通局では2016年度第2次新車として大型ノンステップバス1台と中型ノンステップバス14台の計15台が2017年3月6日から順次導入されました。そして2016年度第2次新車導入に伴い大型ツーステップバス1台が3月3日付で廃車となり、名古屋市営バスから大型ツーステップバスが全廃となりました。
 最後まで残留していた大型ツーステップバスは日野のディーゼル・電気式ハイブリッドバス“HIMRⅡ”(局番:H-824)の1台で、大森営業所に配置され愛知淑徳大学関連の貸切輸送専属で稼働していましたが、2016年度の愛知淑徳大学関連の貸切輸送が2017年1月30日で終了したため乗務員の路線研修用の研修車代用で時折稼働していました。
 その路線研修車代用での運用も2017年2月末で終了となり、3月3日に所属基地である大森営業所で廃車処理が実施され、登録抹消となって名古屋市営バスから大型ツーステップバスが全廃となりました。
 一方中型ツーステップバスは中川営業所に配置されていた日野車2台(局番:MH-34・MH-35)・いすゞ車1台(局番:MS-16)と浄心営業所楠支所に配置されていたいすゞ車2台(局番:MS-14・MS-15)、鳴尾営業所に配置されていた三菱ふそう車2台(局番:MF-14・MF-15)と三菱ふそうのワンステップバス1台(局番:MF-16)3月中旬までに廃車となり、名古屋市営バスから日野のツーステップバスと三菱ふそうのツーステップバスが全廃となりました。
 本記事投稿時点で残留している残りのいすゞ車4台(局番:MS-17~MS-20)と日産ディーゼル車1台(局番:MN-20)、三菱ふそうのワンステップバス1台(局番:MF-17)についても3月下旬までに順次廃車となる見込みで、名古屋市営バスから最大期90台が在籍していた中型ツーステップバスと最大期13台が在籍していたワンステップバスの全廃も秒読み段階に入りました。
 なお今回廃車となった車両のうちH-824については富山ナンバーの仮ナンバーをつけて3月8日に国道41号線を富山方面へ陸送された様子が複数のツイッターで挙げられたことから富山県内の金属リサイクル工場へ陸送され解体される模様です。
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↑2017年3月3日付で廃車となったH-824。最末期は愛知淑徳大学関連の貸切輸送や乗務員の路線研修での稼働であった。なお当車は永久抹消登録(15条抹消)手続きが取られた模様で国内での再就職は実現せず富山県内の金属リサイクル工場へ陸送され解体される模様だ。
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↑中型ツーステップバス12台は3月初旬から下旬にかけて順次廃車となった。上はいすゞ車のMS-19で、エルガミオではメーカーオプションで設定されていたツーステップ仕様を選択、名古屋市営バスでは7台が在籍していた。下は日産ディーゼルの中型ツーステップバスで最後の1台となったMN-20で、当車の廃車で名古屋市営バスから富士重工業製18型Eボディ架装車が全廃となり、名古屋市営バスの日産ディーゼルの中型バスで運転席側前方飛び出し形サイドミラー装備車が全廃となった。
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↑名古屋市営バスでは2台のみ在籍していた中型ワンステップバスも2016年度第2陣新車導入に伴い廃車となり、名古屋市営バスからワンステップバスは全廃となった。最晩年は鳴海11号系統・有松12号系統・徳重14号系統の3系統が活躍の場であった。

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